酒井法子氏の涙の会見にはとりあえず納得した。名(迷)女優とはいえ、あれは単に演技ではないだろう。本気で反省し、どん底をくぐりぬけ、立ち直ろうとしている人の姿がそこにあったように思う。過去はどうあれ私は応援したくなった。息子さんのためにも、今一度薬物中毒の治療やセラピーを受け、完全に「きれいな」からだと健全な精神をとりもどしていただきたい。息子さんのために、また多くの中毒者のロールモデル(模範)としても、どうしても立ち直って新しい酒井法子になって下さい。あり余るきびしい批判を正面から受け止め、それを力にしてしっかり更生して欲しい。
それにしても会見の報道のすさまじさはそれ自身ニュースになってもいいくらいのものだった。毎秒何千のシャッターとフラッシュがまたたいたことだろう。(誰か高速自動連写でも使っていたのだろうか?)鳩山首相や閣僚の写真なら数枚から数十枚もとれば十分だろう。報道陣の気合の入れようは尋常ではなかった。これだけの注目度は(元?)女優としても苦しいと同時に密かに自尊心をくすぐられるものがあったかも知れない。
さて、屋山太郎氏の言うように、民主党政権の成立が官僚支配打倒の決定打となるかどうかはまだまだ不透明だが、おおかたの国民の期待と注目を浴びていることに間違いはない。私でさえも、「しっかりやれよ!」と言わざるを得ない。おかげで、酒井氏には遠く及ばないが、政界もまた毎日が劇場となり、興味深い攻防が繰り広げられている。嘘もホントもあるだろうが、民主党には歯切れの良い論客も多い。国民はこのバトルを見たかったのだ。今のところ期待通りの展開だ。強力なプロ官僚軍団対よちよち民主党政権:これは面白いぞ、という空気がある限り民主党の支持率は高レベルを維持するのではないか。
「なんだ、ヘタレが。」「つまんないな、何やってんだ。」となれば、支持率は降下するだろう。国民は自らの力に目覚めつつある。要するに時代は民主主義、劇場型政治の本格化が起こっているのだ。良し悪しはともかく、この流れに適応しない政治は今後、陽の目を見ることはないだろうと予感する。アメリカのようにメディアに対抗する根強い保守のネットワークがない日本ではこの傾向はさらに強いだろう。衆愚政治である。しかし、これ以上のシステムは現実的にはない。私は賢い、という政治家がいれば、衆愚を啓蒙しなければならない。国民のリーダーになる覚悟と能力が必要なのだ。
自民党は今のところ完全に負けている。総裁選の馬鹿ばかしいほどの貧しさは何だろう?ゼロから人材を探し、育て、やりなおすしかないのではないか。櫻井よしこさん、政界入りして自民党を立て直してくれませんか。橋本氏や東国原氏、また若手の有力議員を束ねてうまく舵取りできるのは、あなたくらいではないでしょうか?


by chrysanthemum
【小沢氏は終わっている】何も…